氷
氷
氷なんてどれも同じ、なんて大間違い。白い・まずい・とけやすい、自宅の氷が、 透明・おいしい・とけにくい、氷に大変身!
氷の実験
好きな色水を作って、一方はそのまま、もう一方は、あることをして冷凍庫へ入れます。
すると、そのままのほうは全体に色がついた氷になりますが、
あることをした方は、外が透明で、色が中心に集まった氷が出来ます。
塩水でも同じ事が出来ます。
塩水を冷凍庫に入れただけでは当然塩味の氷ができますが、あることうをすると
外は塩味がしません。氷の中心に塩味を閉じこめていたのです。
その秘密は、マイナス9℃でゆっくりと冷やしていたからです。
一方、家庭の冷凍庫は約マイナス20℃で、急激に冷やされます。
そこで、あるものを使って、誰でも簡単にゆっくり水を固める氷が作れます。
それは「タオルで巻く」ことです。
タオルで断熱することでゆっくり凍らせると、水は不純物を押し出しながら凍ります。
一方、急激に凍らせると、不純物を取り込みながら凍るのです。
氷のおいしい作り方
水にタオルが浸ることを防ぐため製氷器をポリエチレン袋に入れてから、
タオルを巻いて冷凍庫へ入れます。
通常より1時間ほど凍るのが遅くなりますが、
不純物が中心に集まり、外は透明でおいしい氷ができあがります。
氷はゆっくり冷凍、ゆっくり解ける
普通に冷凍庫で凍らせただけの氷は、すぐに解けて飲み物を薄めてしまいます。
しかし、タオルを巻いて、ゆっくり凍らせて作った氷は、
解けにくい氷でもあるのです。
ゆっくり凍らせると結晶はより大きくなり、とけ方の違いに現れます。
氷は結晶のつなぎ目からもとけるので、ゆっくり凍らせた結晶の大きい氷が「
解けにくい」氷になるのです。
氷の早作り技
お湯は水より早く凍る。
氷を作るとき、水とお湯では水のほうが早く凍ると思うことでしょう。
しかし!約20℃以上の水ならば、なんと温度が高いほど早く凍るのです。
気温マイナス20℃の環境で水をまくと、水のまま地表に水がまかれます。
しかし沸騰したお湯をまくと、瞬間的に氷になってしまうため、地表はぬれません。
また、ある研究によると、70グラムの水で実験したところ、
20℃の場合は凍り始めるまでに100分かかるのに対し、
100℃の場合は30分で凍り始めたとされています。
お湯を入れたときの冷凍庫内の温度は
お湯を冷凍庫に入れた時、庫内温度上昇についての実験では
90℃のお湯を入れても1~2℃程度しか上昇がみられず、
約5分でもとのマイナス20℃に戻りました。
10秒程度、冷凍庫の扉を開閉しただけでも、
約5℃上昇するというデータから考えれば、製氷皿1~2個程度のお湯を入れても、
他の冷凍食品などに影響は与えないといえます。
※ご注意:お湯は熱いほど早く凍りますが製氷皿の耐熱温度を超えるような高温はさけ、やけどには十分ご注意ください!
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