会話術

会話術

KYを気にしている人が多いのか、会話術が注目されています。会話術教室やHowto本も登場。過去には結婚式などでのスピーチ術について書かれた本がありましたが、普段の「会話術」の上達法について書かれた本が多いような気がします。

会話術の現場

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会話術に詰まったり、盛り上がったりするのはどんな時でしょうか?

それは、話すときの表情が大きく影響しているようです。
同じ内容の話をしても表情をつけて話す時と、
無表情で話す時とでは印象がまったく変わってしまいます。

これをコントロールすることが会話術です。

これは会話術側の表情と感情が、聞く側に「伝染」しているためです。

会話術のミラーニューロン

ミラーニューロンは90年代にイタリアの研究者が提唱した仮説です。

脳は、相手の動きを見たとき、自分もあたかも同じ動きをするかのように
活性化する神経群があるというのです。

元々はサルの実験で発見されましたが、最近の研究で、
人間も同様な脳の領域があることが分かってきました。

人の脳は、動物の声を聞いたとき、聴覚をつかさどる領域が活性化します。
しかし、人の会話術を見たり聞いたりする時は聴覚の他に、
言葉を発するために口やのどを動かす神経の領域も活性化します。

この領域こそが「ミラーニューロン」だと考えられています。

つまり、話相手の表情を見ていると、自分も脳の中で相手と同じ会話術をしています。

人は表情や音の調子から相手の感情が分かることがよくありますが、
脳の中で、鏡のような神経「ミラー・ニューロン」が働き、
相手がどのような感情で会話術しているのかを、
まるで自分も追体験しているかのように働いているのではないかというのです。

会話術は聞き上手

表情の違いが、相手にどう影響するかを試してみてください。

友達との会話術で無表情の時は相手も無表情になるのに対し、
突然笑顔を作ると相手も笑顔になるはずです。

これは表情が伝染したためです。

無表情の人の会話術を聞いている時は無表情、笑顔で話すのを聞いている時はやはり笑顔になります。

つまり、どんなに面白い会話術でも話し手がほんとうに面白いと思い、
笑顔で話さなければ、相手には伝わリません。
もっと話を聞きたいと思えなくなります。
だから、「話上手な人」を目指す前に、「話しやすい人」になることが先決です。

会話術とミラーリング

面接官と会話。

最初は緊張のためか、心拍数は高めになります。
途中から、面接官が相手の仕草や言葉を真似しはじめると、
次第に心拍が低下していきました!

話し手の仕草を真似したり、言葉を繰り返すことを「ミラーリング」といいます。

心理カウンセラーも使う方法で、話し手に好感を持っていることが無意識に伝わり、
相手が話をしやすくなると言われています。

また、初対面の2人に自由に話をしてもらうと
最初は当たり障りのない気候の話ばかりでしたが、プライベートの話をしてもらうよう促すと、
相手も自分の家族の話を始めました。

自分と相手に一定の関係がある場合、一方が家族や仕事の悩みなど少し
「突っ込んだ」話をすると、相手も同じレベルの話をしてくると言われています。

これを心理学用語で「自己開示の返報性」といいます。

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